Kumagoro@parenting |
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家具壊しちゃいました!!!
(壊しちゃいました!と書いた次の瞬間に『甘栗むいちゃいました』を連想してしまうクマゴロウの頭って・・・) いや、正確に言うと、壊したのではなく修理するためにバラしたわけです。。 実はクマは近くのカレッジの夜のコースで「Furniture Repair & Upholstery (家具修理と張替え?)」というクラスに通っています。所謂、イギリスのアダルト・スクールってやつですね。日本だとこういったカルチャースクール的なクラスに平日に通うのは不可能に近いでしょうし、アンティーク家具の本場イギリスでこういったクラスに通うのは価値あることなのでは?と去年から通い始めました。 カレッジといっても、実際にのクラスは、近くの村の集会所(Village Hall)で行われています。 こちら↓↓がその集会所。。 1885年に建てられた古~い建物で、もともとは村の小学校だったようです。 昔は子供が基礎教育、そして今は大人が趣味のクラス。。。なんとも不思議な感じがしますね。 そして、この古い小学校に、おじちゃんやおばちゃん、中にはおばあちゃんが・・それぞれが修理したい、修繕したい家具を持ってきて、べちゃくちゃお喋りしながら家具の修理をします。 ハッキリ言って、みんなの目的は「お喋り」です。人によっては全くもって作業が進んでいない人もいます!! クラスの光景ですが、こんな感じ。 さて、上のバラバラになってしまった家具、もともとは何だったのでしょうか?? 正解された方には・・・・ ごめんなさい、正解されたからといって特に今のところ豪華賞品はありません。。 でも当たったらすごいです!!何か賞品を用意しましょう! こちら、ヒントになりますか? んっ?ひ、ヒントになるわけないか。。。 でも、これから作業が進むにつれて、何であるかが分かってくると思うので楽しみにしていてくださいね。 今回、写真に載せた家具、実は結構前から修繕作業を進めているものです。もともとはヴィクトリア王朝時代の〇〇なのですが、オーク材に塗られていた塗料の色や使用されていた生地の色が気に入らず、塗料の剥離等をしてここまで分解しました。。 (家具の塗料の剥離については別の機会に紹介します) 今回のクラスで習い、『ほほ~っ!!』と感心したのは、中型~大型家具を組み立てる際に部品をボンド付けするやり方です。ただ単にボンド付けしたのでは、強度が弱く、耐久性にかけてしまいます。しっかりと接着させるためには巨大なクランプ(まんりき)があれば良いのですが、無い場合は・・・?家具の上に乗ってボンドが乾くのを待つか?? ブブー!! 麻などで出来た頑丈な紐(布)を、締め付け部分付近に一周させて、ドライバーなど長くて頑丈な棒状の物で絞り、締め付けます。 こんな感じに。 先生が言うには、昔、クランプが無い時代には一般的な絞め方だったとか。 たしか、骨折などの応急処置もこの方法で患部を固定していたな。。。 この状態で1日~1日半の間、そっとしておくとガッチリと接着されて、人が寄りかかってもびくともしないそうです。 次回は組み立てた物に色づけをします。染料で木を染めて、その上からワックスをかけるのか。。ワックスだけにするのか。。それともポリッシング加工にするのか。。。?色はダーク系にするのか、明るい色にするのか。。。?みなさんも楽しみにしていてください!
by kumagoro_uk
| 2006-05-25 06:38
| kuma's antiques
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