Kumagoro@parenting |
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10月も中旬に入って、クマが住む地域は朝・夕は濃い霧が発生するようになりました。毎年のことですが、視界10m~20mの中を車で通勤するのは、慣れた道とはいえ怖いですね。
50メートル先を走る車のテール・ランプもうっすらとしか見えず。。。この国を走る車にリア・フォグランプの装着が義務付けられているのも納得ですね。 さて、そんな感じで天気がますます「イギリスらしく」なってきた今日この頃、クマの手がける家具修もいよいよもってテクニカルになってきて、本当に楽しくなってきました。(今まではどちらかと言うと、お金払っちゃったし・・・始めちゃったし・・・的なところもあり。) 前回は、家具に豚の毛を「これでもかっ!」とばかりに敷き詰めたところまでやりましたね。 今回は、その毛をカバーして、仕上げの生地を張る前の段階の処置です。 まずは、おさらいとして前回の状態。。 この上に仕上げの生地を張ると毛が飛び出してきてしまうので、まずは頑丈な布で毛をカバーします。 ①:とりあえずは釘で仮打ち。。トンテンカンテン ②:次は仮打ちした釘を基準に約4~5センチ間隔で布を釘で留めていきます。ここで打つ釘も仮打ちですので、半分ぐらいまで打ち込みます。トンテンカンテン!トンテンカンテン!! Point!:このとき、布は適度なテンションを保って張ります。引っ張りすぎに注意! う~ん、こうやってカナヅチでトンテンやってると、ようやく回りの師範級の生徒に追いついたってきがしますよ。。。まだまだヒヨッ子だけど。 ③四隅の余り布の部分をこのように切り落として・・・ さらに余分な部分は中に織り込んでしまいます。 さらにさらに!仮打ちした釘と釘の間に釘を打ち、本打ちします。釘を全部1.5~2.0cm間隔で最後まで打ってしまいます。(写真なし)トンテンカンテン、トンテンカンテン!! ここからの作業は、詰物が寄るのを防止する事、詰物が隙間から落ちるのを防止すること、更には仕上げの布にかかる負担を分散させるために行う処置です。 ④↓のような土手を淵に沿ってつくっていきます。 それには、こんな道具が必要です。 じゃん この畳針のような棒、名前は教えてくれませんでした。『引っかき棒』とでもよびましょう。 先っちょのとがった部分をクッションにぶっ指して、毛を手前に少しかき集めます。 かき集めたら、専用の針で糸をこのように下から通し 手前の結び目からの糸を針先にグルグルグルっと3~4回巻き、 巻き目を押さえながら、針と糸をぐっと引っ張り下の写真のようなノットを作ります。 この状態からさらにグイッと強く引っ張り固く縛ります。 と言った具合に、四隅にわたってこの作業を繰り返していきます。時間切れで、道具も先生から借りていたので四隅を完成できませんでしたが、次回はいよいよ仕上げの段階に入れると思います。来週はカレッジの中間休みなので、また2週間後以降に続きはアップします。 昔から「宿題」は大の苦手でして、この家具もしばらくはお休み。。 この間に今まで溜まったネタをアップできると良いんですけど・・・旅行ネタとか・・。
by kumagoro_uk
| 2006-10-19 07:19
| kuma's antiques
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